2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧
2020年4月に嬉野温泉で撮影。近くにあった医療センターに入院経験のある先輩が、退院前に散歩の許可が出てこの店の看板を見て、「食道炎」を起こすほどに食べ過ぎるくらい美味しい店なんだろうなとシニカルな冗談を言ったのを思い出す。この看板はすで…
2013年に撮影した長崎街道嬉野湯宿の景色。茅葺とか藁屋根、もしくは板葺き屋根の名残りではなかろうか。それとも、そもそもこういう工法だったのかはできた当時を知る人に聞かなければわからない。
雨戸そのものが現代の建築からなくなって久しい。アルミサッシが雨戸を駆逐してしまった。朝晩の開閉の手間はなくなり気密性は高まったが、風情は失われた。(佐賀県嬉野市の嬉野温泉で撮影・2020年ごろ)
もう写真に撮ることはできないが、「冷房車」という表示をしたタクシーがかつてあった。冷房・暖房が宣伝コピーとして有効だった時代は、まだ半世紀も前のことではない。
◆「下三寸・馬鹿の開けっ放し」・・・昔のしつけ言葉(五島福江城下町の話) タイトルは、ゲサンズン・バカノアケッパナシと読む。 これは、子供の頃、親や祖母に口うるさくしつけられた、障子や襖や戸を、開けたらキチンと閉めなさい、という教えの慣用句だ…
なんのこともない光と影にも美しさがあるのだと歩きながら思った。 美しいのが本来の世の中を美しくなくしてしまっているのが人間なんだな、とも思った。