五島弁やたくっブログ(はてな)

五島列島の独特の表現をもつ五島弁の会話を活写したいと思います。「やたくっ」とは、しゃべり過ぎのことです。

(短歌)花粉の衣で着ぶくれをする

杉の木も季節なればと色を替え花粉の衣で着ぶくれをする

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まもなく3か月間の点鼻点眼服薬の日々が始まります。「花粉症短歌」という部立てがつくれそうです。(写真は昨日佐賀県南部で目にした花粉で着ぶくれした杉)

 

(短歌)梅のつぼみにちょっとわくわく

立春はもう少し先で寒いけど梅のつぼみにちょっとわくわく

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陰暦では今年は「年内立春」。今日は十一月二十五日です。立春は十二月十七日。

ユーミンの「春よ、来い」を後で聞こうと思います。

嬉野市みゆき公園)

(短歌)神仏和合の睦まじき国

妙法の塚にしめ縄幣(ぬさ)飾る神仏和合の睦まじき国

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たまに散歩する川辺の法華経関連の古い石塔に神域の飾りがかけられていて、神仏を合わせ祀った古式ゆかしい日本の姿を感じた。

佐賀県嬉野市塩田川塩田津付近にて)

 

(短歌)「人道橋」の響きよけれど

大雨の降らば沈んで歩けない「人道橋」の響きよけれど

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嬉野温泉駅近くに用があって行ったついでに散歩をしたら、人道橋があった。瞬時に故郷五島福江の川にあった藩政時代の足軽居住地につながる「土橋」を思い出した。中学生のころ近道として渡っていた大雨の時は水没する石の橋だったが、そのころからほどなく現在の近代工法のものに架け替えられた。石の橋なのに土橋と呼ばれていたのは、正式ではない仮の橋といった意味合いだったのだろうか。

 

(短歌)

新しい年の暦と架け替えて抱負目標特に語らず

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もう、何も意気込まない。とはいえ、WEBサービスに新旧の本を検索して読む候補の一覧をつくるものがあり便利なので使っているが、消化不良が悪化の一途であるのが目標みたいなものか。

(daisoで購入・本体価格100円)

(短歌)街角に大きなアート現れて

街角に大きなアート現れて散歩の途中しばし眺める

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インスタレーションというのだろうか?おそらくは自分の年齢に近い築年数の民家を工作して、いろいろなことを想像させるアートと出会った。唸りながら眺めました。

(別府鉄輪温泉にて)

 

(短歌)地獄極楽湯舟に乗って

湯けむりに満ちる地下にはマグマあり地獄極楽湯舟に乗って

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九州についてはあっちもこっちも温泉だらけで、なんともありがたく、手軽に気持ちよいを味わえる。湯冷め興ざめは芳しくないので、地下の事は気にしないでおこう。

(写真は別府鉄輪温泉)

 

(短歌)鉄輪の地獄めぐって妄想し


鉄輪の地獄めぐって妄想し「往生要集」読みたくなった

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日本の仏教文化の素(もと)のひとつとして超有名な源信の往生要集は地獄の種類を引用で目にしたことがあるくらいだが、もし外来経典に素ダネがないとしたら、地獄世界の描出者は雲仙や鉄輪の噴気を浴びて編み出したのだろうと思う。不謹慎ながらSFとして往生要集を読む気になっているが、閻魔様に地獄行きを宣告されそうだ。それはイヤだな。

(写真は大分県鉄輪温泉の坊主地獄)

(短歌)威厳に満ちて神々(こうごう)しかった

万札の聖徳太子を思い出す威厳に満ちて神々(こうごう)しかった

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もっとも、こどもの頃は一万円札はめったに拝めるものではなかったので、まばゆさ百倍。百円札は板垣退助だったな。顔よりヒゲの面積が広い肖像。しばらく前に聖徳太子の尊称のひとつに邸宅由来の「上宮太子」という呼称があることを知ったが、教科書からは「聖徳太子」の表記はなくなっているのだとか。

佐賀県嬉野市塩田町の常在寺)

 

(短歌)ここもまたお大師様の霊跡で

ここもまたお大師様の霊跡でありがたきかな遍照金剛

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あちこちに弘法大師の奇跡の場があるが、まことにまことにはなばなしくご活躍されたものである。南無大師遍照金剛。ウチは日蓮宗なんで、南無妙法蓮華経

佐賀県武雄温泉)

 

(短歌)タイヤは二つで単車と呼びし

道ゆかば時おり出会う謎用語タイヤは二つを単車と呼べり

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駐車場の看板を見て、単車という言葉があったことを思い出した。近ごろはあまり聞かないように思うが今でも言う人がいるのかな。と余計なことを考えてしまった。

 

(短歌)本州までもひとっ飛び

カモメがね本州までもひとっ飛びする日に俺は生きてはいまい

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区間の全体像が定まらないうちに部分的に大工事を済ませ開業しているのもすごいことだが、駅からそう遠くないところに住むことができるようになったのは嬉しい。

半面、味わい深い在来線が寂しくなっていくのはなんともやりきれない。